大峯修験者の碑伝 他
OMINESHUGENSHANOHIDE etc.

  
    写真右に連なる石塔は、大峯修験者の碑です。うち、高い四基の五輪塔は大峯修験者(山伏)が大峯入峰に際して建てたもので、古いものは正応6年(1293年)に建立され、当社にて大護摩供が行われていたことを物語ります。
    大峯修験者の碑のすぐ隣に立つ梵字を刻んだ碑は光明真言碑で、寛文2年(1662年)に建立されました。
    明治維新まで年一回、修験者(山伏)が当社のご神体を担いで葛城修験の28宿49院を巡りました。このことから、葛城修験の開祖、役小角(えんのおづぬ)の石像がこの場所に祀られています。